Detail of Publication
Text Language | Japanese |
---|---|
Authors | 山本大貴,岩村 雅一,黄瀬 浩一 |
Title | 次元数の異なる部分空間同士の近似最近傍部分空間探索 |
Journal | 電子情報通信学会技術研究報告 |
Vol. | 116 |
No. | 528 |
Presentation number | PRMU2016-199 |
Pages | pp.17-22 |
Location | 名城大学 |
Reviewed or not | Not reviewed |
Month & Year | March 2017 |
Abstract | パターンを部分空間で表現する手法がパターン認識やコンピュータビジョンの分野において広く利用されている. 部分空間を使ってクエリのパターンを認識する際,部分空間同士の類似度を計算する.この部分空間同士の類似度計算は計算コストが高く,1対1の計算をする必要があるため,データベースが大きいと処理時間が膨大となってしまう. 扱う問題の大規模化に伴い,類似度計算の近似,そして探索対象の効率的な絞り込みが必要とされている.そのような近似手法にグラスマン多様体が用いられる.グラスマン多様体は,同じ次元数の部分空間の集合であり,グラスマン多様体上において,部分空間は点で表現される.このことから,グラスマン多様体上での近似最近傍探索によって,探索候補を絞り込み,高速な部分空間の探索手法が提案されている.しかし,グラスマン多様体は,次元数の異なる部分空間は扱えず,このような高速化手法が適用できる問題は限られる.また,次元数の異なる部分空間を扱う従来の手法では,特異値分解のような高コストな計算が必要であり,高速化を阻む要因となると考えられる.本稿では,次元数の異なる部分空間同士のグラスマン距離について検討を行い,次元数の異なる部分空間を同じグラスマン多様体上での類似度比較を近似的に実現し,従来の高速化手法での探索を可能にする. |
- Following file is available.
- Entry for BibTeX
@InCollection{山本大貴2017, author = {山本大貴 and 岩村 雅一 and 黄瀬 浩一}, title = {次元数の異なる部分空間同士の近似最近傍部分空間探索}, booktitle = {電子情報通信学会技術研究報告}, year = 2017, month = mar, volume = {116}, number = {528}, presenID = {PRMU2016-199}, pages = {17--22}, location = {名城大学} }