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文献の詳細

論文の言語 日本語
著者 大町 真一郎, 岩村 雅一, 内田 誠一, 黄瀬 浩一
論文名 面積比による付加情報を用いた実環境文字認識
論文誌名 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2006)論文集
発表番号 OS5A-2
ページ pp.187-192
査読の有無
年月 2006年7月
要約 ディジタルカメラを入力デバイスとして環境中の文字を高精度に認識するために,文字画像と同時に認識 補助のための付加情報を提示する方法が検討されている.付加情報は,人間にとって自然な形で提示されること,お よび,幾何学的変形に対してロバストに抽出できることが要求される.本論文では,これらの要求を満たす手法とし て,面積比を利用した付加情報提示手法を提案する.すなわち,文字パターンを2 色で印字することを前提とし,そ れぞれの色の領域の面積比を特定の値とするようにデザインする.面積比はアフィン変換に不変であり,アフィン変 換を受けた環境においても誤りなく抽出されることが期待される.実際に付加情報を埋め込んだ文字パターンを作成 し,ディジタルカメラで撮影された画像中の文字を認識する実験を行い,提案手法の有効性を確認する.
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