Japanese / English

文献の詳細

論文の言語 日本語
著者 岩村 雅一, 大町 真一郎, 阿曽 弘具
論文名 固有ベクトルのずれの影響を軽減する固有値補正法
論文誌名 電子情報通信学会技術研究報告
Vol. 99
No. 449
発表番号 PRMU99-146
ページ pp.93-100
査読の有無
年月 1999年11月
要約 マハラノビス距離などの統計的手法を用いたパターン認識では パターンの分布が既知であることが求められるが,一般には未知であり, 学習サンプルから推定された標本共分散行列を用いる. このとき推定に用いる学習サンプルが少ないと推定誤差が生じ, 認識性能が低下することが知られている. 固有値の推定誤差についてはよく調査され, 固有値を修正する方法が提案されているが, 固有ベクトルの推定誤差については ほとんど考慮されてこなかった. 本論文では,固有ベクトルの推定誤差について調査し, 固有ベクトルの推定誤差についても認識性能に 悪影響を与える可能性があることを示す. そして,固有ベクトルの推定誤差の影響を 固有値の修正により軽減する手法を提案する.
一覧に戻る