Detail of Publication
Text Language | Japanese |
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Authors | Tomohiro NAKATSUJI, Motoi IWATA, Kouichi KISE |
Title | Digital Watermarking Method for the Ability to Extract aWatermark from the Watermarked Video Projected on the Monitor |
Journal | Abstracts of the 2013 Symposium on Cryptography and information Security |
Pages | p.84 |
Reviewed or not | Not reviewed |
Month & Year | January 2013 |
Abstract | 本稿では, スマートフォンを利用したサービスへ電子透かしを応用することを考える. 例え ば, 透かし入り動画像に対してスマートフォンをかざすことによって, 透かしを抽出して情報を得るサー ビスが考えられる. スマートフォンで透かし入り動画像を撮影すると, 撮影した動画像が傾いていたり, 透かし入り動画像以外の部分を含んで録画される. また, 撮影した動画像はフレームレートが異なり, 色 合いが変化していることが想定される. 本研究では撮影した動画像から透かし入り動画像の部分を検出 し, 補正したものから透かしを抽出することを考える. また, 動画像の途中から撮影した場合でも情報を 得られることが必要である. 動画像の途中からでも透かしを取り出せる手法として, 2007 年に山本らが時 間同期外しに耐性をもつ電子透かし法を提案している. 山本らは動画像をブロック分割して3 次元DFT を施し, 一つの周波数平面のみを用いて全てのブロックに同じ3 ビットの情報を埋め込んでいた. 提案手 法では, 複数の周波数平面を用い, 全てのブロックに個別の情報を埋め込んでも情報を抽出できるように 変更する. 山本らは一つのフレームセットから全てのビットを抽出していたが, ブロックごとに埋め込む ビット0, 1 に対応する系列との相関値の差の大きさが最大になる所を動画像全体を用いて探索するよう に抽出法を改良した. この抽出法を用い, 実際にスマートフォンで撮影した透かし入り動画像を補正した 動画像に対して抽出実験を行い, その有用性を示す. |
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