文献の詳細
論文の言語 | 日本語 |
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著者 | 岩村 雅一, 大町 真一郎, 阿曽 弘具 |
論文名 | 次元の縮退を利用した頑健な共分散行列の逆行列の推定法 |
論文誌名 | 電子情報通信学会技術研究報告 |
発表番号 | PRMU2007-156 |
査読の有無 | 無 |
年月 | 2007年12月 |
要約 | 二次識別関数(QDF)やマハラノビス距離(MD)は, パターン認識においてよく用いられる基本的な識別関数(識別器)で, 各クラスとテストサンプルの類似度(距離)を算出するために用いられる. これらの計算にはパターンの分布を表す共分散行列の逆行列が必要であり, その推定精度は認識性能に直結する. 本研究の目的は,共分散行列の逆行列を高精度で 推定し,高い認識性能を得ることである. 我々は既に「次元の縮退」を利用した共分散行列の逆行列の頑健な推定方法を 提案しており,従来手法よりも頑健な推定が可能であることを実験により確認 している. 本稿では,この手法に球状検定とブロック対角化を導入することにより, 理論の簡明化および性能向上を実現する. |
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